きっかけは一通のメールから

「平山さんが設計した保育園を見ました。デザインが気に入ったのですが、幼稚園の設計はできますか?」とても嬉しいお問い合わせからプロジェクトがスタートした。送信者は、福岡県大野城市にある「みかさ幼稚園」の馬場園長先生。みかさ幼稚園は、文武両道でのびのびとした幼稚園である。また、離職率が驚くほど低いことから、働きやすい職場環境であることがわかる。風通しが良く、明るく活発で、大きなファミリーのような幼稚園である。

小学校の校舎のような以前のみかさ幼稚園。建設当初は最新だった。

少子化による園児減少と近隣幼稚園との競争

しかし、少子化による園児減少と近隣幼稚園との競争で、待っていても入園児を確保できる時代ではなく、魅力ある幼稚園として知ってもらうことが課題となっていた。園では今後の方針として、園児数をある程度絞った上で質の高い教育とホカホカの自園給食でブランディングを強化する青写真をお持ちであった。既に、教育カリキュラムの充実などソフト面での工夫はされていた。残るはハード面だ!と認識はあるが、大きな決断のためなかなか踏み出せない。そんな悩み深いタイミングでたまたま当時工事中であった我々設計の保育園を園長先生がご覧になっており、思い切って冒頭のメールをくださった。園長先生がグイッと引き寄せてくださった運命の出会いである。

ロゴも建物と合わせ一新。リニューアルを象徴する重要なピース。

インパクト大の計画〜パンツ型のプラン

本プロジェクトではまず、冷静な敷地分析から改築園舎対象エリアを決め、周辺環境及び園庭とより深い関係性を構築できるパンツ型のプランをご提案した。我々の真骨頂である冗談のような大真面目で目を引くインパクト大の計画である。長方形のコーナーをフォークで削ったような形状は、アプローチでは隣の公園との広場の連続をつくり、園庭側では、削ることによって生まれたスペースに人工芝ゾーンや菜園を計画し、より豊かな園庭となるよう計画している。コスト調整及び既存棟を含めた法チェックは高難易度だったが、なんとか着工に漕ぎ着けた。
2024年12月、新しいみかさ幼稚園のみんなの家が誕生する。着工前からチラシ等で話題を呼び、園のこれまでのカリキュラム等の充実と新園舎への期待が合わさり未来へのヴィジョンを示せたことで、前年度を上回る入園希望者となっている。

デザインアイデア

ここ、自由にテキストを編集できます。ここには、自由にテキストを編集できます。ここ、自由にテキストを編集できます。ここには、自由にテキストを編集できます。ここ、自由にテキストを編集できます。ここには、自由にテキストを編集できます。ここ、自由にテキストを編集できます。ここには、自由にテキストを編集できます。ここ、自由にテキストを編集できます。ここには、自由にテキストを編集できます。ここ、自由にテキストを編集できます。ここには、自由にテキストを編集できます。ここ、自由にテキストを編集できます。ここには、自由にテキストを編集できます。

テラスと一体となったランチホールでホカホカご飯のランチタイム。
2階が浮いたように見えるアプローチのデザイン。大きな庇を兼ねる。
周辺が開けているエリアに建設し建物を見やすくなるよう計画した。
50Mオーバーのスーパーロングな外観。足元には巨大なMIKASA。

開園後が本当のプロジェクト開始

ここ、自由にテキストを編集できます。ここには、自由にテキストを編集できます。ここ、自由にテキストを編集できます。ここには、自由にテキストを編集できます。ここ、自由にテキストを編集できます。ここには、自由にテキストを編集できます。ここ、自由にテキストを編集できます。ここには、自由にテキストを編集できます。ここ、自由にテキストを編集できます。ここには、自由にテキストを編集できます。ここ、自由にテキストを編集できます。ここには、自由にテキストを編集できます。ここ、自由にテキストを編集できます。ここには、自由にテキストを編集できます。